皆さんこんにちは!
代々木上原のパーソナルジム『Bulky Lab (バルキーラボ)』トレーナーのMasashiです。
「忙しくて、タンパク質摂取はプロテインに頼りがち…」
というダイエッターの声をよく聞きます。
確かに、プロテインはお手軽にタンパク質が摂れる便利な存在ですね。
しかし、
「プロテインだけで本当に大丈夫?」
と、ふと不安になる方もいるかもしれません。
この記事では、
”プロテインだけで大丈夫なのか?”
”固形食からタンパク質を摂るメリット”
をそれぞれ、パーソナルトレーナーの視点からわかりやすく解説します。
今回の記事はこんな人におすすめ!
・プロテイン頼りがちな方
・健康的にダイエットをしたい方
・固形食とプロテインの違いを知りたい方
目次
結論:固形食の方がベター
プロテインは、タンパク質をお手軽に摂取する方法として便利ですが、可能であれば
「固形食からの摂取」
が理想です!
しかし、忙しい方にとっては、すべて固形食からタンパク質を摂取することは難しいでしょう。
なので、その場合はプロテインを活用しても全然OKです!
ただ、固形食から摂取することには、
”健康面”、”ダイエット面”の両方でメリットがあります。
次は、その具体的なメリットを紹介します!
固形食のメリット
DIT(カロリー消費)が高まる
「DIT(食事誘発性熱産生)」とは、食べた物を咀嚼・消化・吸収する際に消費されるエネルギーのことを指します。
このDITは、特にタンパク質において高く、摂取エネルギーの”約20〜30%”が消費されると言われています。
つまり、固形食からタンパク質を摂るだけで、自然と消費カロリーが増えるのです。
逆にプロテインドリンクのように液体で摂ると、このDITはやや低下する傾向があります。
ダイエット効率を高めたい方は、この点でも固形食を取り入れるメリットが大きいと言えるでしょう!
ビタミン・ミネラルが豊富
「肉・魚・卵・大豆製品」
などのタンパクを多く含む固形食には、
「ビタミン・ミネラル」
など、体に必要な微量栄養素も豊富に含まれています。
これら微量栄養素は、体の調子を整えてくれたりなど、健康的なダイエットをサポートしてくれます。
一方、プロテインは、どうしても「タンパク質中心」の栄養補給になりがちです。
より健康的な体を維持するためには、プロテインと固形食をバランス良く使い分けることが大切です。
難しければ、プロテインでもOK!
とはいえ、毎食すべてを固形食で摂るのは、現実的ではないでしょう。
そんなときは「プロテイン」からのタンパク質補給でも問題ありません!
大事なのは、
”1日に必要なタンパク質量を摂取すること”
です。
(1日のタンパク質の必要量はコチラ)
ただ、できればすべてをプロテインで補わずに、補助的に取り入れることをおすすめします!
プロテインは、次に紹介するようなシーンで、特に便利に活用できるので、普段のお食事と組み合わせて取り入れてみてください。
プロテインおすすめ活用シーン
次のようなシーンで、特にプロテインの活用が効果的です!
・朝食の時間がないとき
・トレーニング後の素早い栄養補給
・小腹が空いたときの間食として
このように、タンパク質が
「不足しやすいタイミング」
で活用することで、食事のバランスを保ちながら、効率良くタンパク質摂取が可能になります!
まとめ
プロテインは、忙しい現代人やダイエッターにとって、非常に便利なアイテムです。
しかし、それだけに頼るのではなく、「固形食」とのバランスも重要です。
・DIT(消費カロリーアップ)
・ビタミン・ミネラルの摂取
といった観点からも、食事からのタンパク質もしっかり取り入れることが、健康的で効率的なダイエットや体づくりにつながります。
プロテイン=補助食品と考え、できる範囲で固形食のタンパク質をベースに、無理なく・楽しく食生活を整えていきましょう!
具体的に、どんな固形食からタンパク質がとれるのか、コチラのブログで紹介しているので、ご参照ください。
この記事のライター

Masashi(細川 雅至)
高校時代は放送部、大学生の時には体重が115kgに突入するなど運動とはほど遠い生活を送る。
そんな折に筋トレと出会い、身体はもちろんのこと、比喩表現抜きに人生が変えることに成功。
【大会実績】
・2023年北区オープンメンズフィジーク176cm超級3位
【保有資格】
・全米医学アカデミーコレクティブエクササイズスペシャリスト(NASM-CES)
・SMART CUFFs認定トレーナー