皆さんこんにちは！
代々木上原のパーソナルジム『Bulky Lab (バルキーラボ)』トレーナーのMasashiです。
巷では「糖質制限ダイエット」など、糖質を控えるダイエット方法をよく見ますよね。
悪者扱いされがちな糖質ですが、身体のエネルギー源になったり、代謝を高めてくれたりなど実はダイエットをする上では欠かせない栄養素となります！
とはいっても、固定観念から糖質をしっかりと摂取することは罪悪感があるという方も多いのではないでしょうか？私もその一人でした…。
しかし糖質を制限してしまうと、必然的に食べられるものも制限されてストレスフルな食生活になってしまい、ダイエットを断念してしまう可能性があります。
今回の記事を読んだ皆さんには、ダイエットにおける糖質のメリットを知ってもらい、ダイエット中も罪悪感なく糖質を摂取していただくことを目指していきます！
本当に糖質は悪者じゃないの？
糖質の魅力を語る前に、一般的な糖質への誤解を解いていきます。
糖質が悪者として扱われる風潮の根源となるのは、体内で余った糖質が「中性脂肪に合成される」、「血管をボロボロにしてしまう」などの考えからきていると思われます。
たしかに、糖質を摂り過ぎるとこのような健康被害が起こる可能性があります。しかしこれらは「糖質を摂り過ぎた」ことが問題であり、糖質自体が健康にとって悪いわけではありません。
つまりこのような問題を起こさないためには、糖質を摂り過ぎないことが重要です！
どのくらいの糖質量がおすすめ？
では適切と言われている糖質の摂取量はどのくらいなのか。それについては以下をご参照ください！
炭水化物の摂取目標は総摂取カロリーの50%～65%by厚生労働省
【参照：厚生労働省HP】
例えば、1日の総摂取カロリーを2000kcalに設定している人の場合は、カロリーベースでは「1000kcal～1300kcal」が50%～65%に当たります。
糖質は1gあたり4kcalなので、グラムベースで表すと「250g～325g」となります。
具体的な食品で言うと、「茶碗一杯のご飯4，5杯分」、「食パンだと約10枚分」に相当する量です。
こう聞くと結構食べられるんだ、と思いませんか？
加えて、このデータは総摂取カロリーの50％～55％の炭水化物量(炭水化物は「糖質」と「食物繊維」を足し合わせたもの)で総死亡率が最も低くなったというデータを考慮した上で策定されています。
先に紹介した健康被害を防ぐことに繋がるかはわかりませんが、この範囲で糖質を含む炭水化物を摂取している限りは、糖質を摂り過ぎるということはなくなると考えられます。
むしろ適量の摂取は、ダイエットにおいて強い味方なります！
糖質を摂取するメリット
ここから、本題である「ダイエットにおける糖質を摂取するメリット」を紹介します！
糖新生を防ぐ
大前提として、糖質は身体のエネルギー源として使われます。
その糖質が体内で不足すると、筋肉を分解することで糖質を作り出す(=糖新生)が起こってしまいます。
筋肉は1㎏当たり1日13kcalを消費してくれるため、代謝を維持するためには欠かせません！
筋肉が落ちてしまうと必然的に代謝が下がってしまい、仮に糖質制限で痩せたとしてもリバウンドしやすい体になるリスクが高いです。
糖質を十分に摂取して、筋肉量を維持し、代謝が下がることを防いでいきましょう！
タンパク質と一緒に摂取することで代謝を上げやすくなる
糖質は特にタンパク質と一緒に摂取することで、代謝を維持するだけでなく、代謝向上も見込めます。
糖質を摂取すると血糖値が上がり、血糖値の上昇を抑えるためにインスリンというホルモンが分泌されることはご存じでしょうか？
このインスリンは血糖値を下げるだけでなく、実は筋肉へのタンパク質の供給も促進してくれるのです！
タンパク質は筋肉の材料となる栄養素であるため、その材料の供給が促進されると筋肉が増えやすくなります。
先に紹介した通り筋肉が増えると、カロリー消費も増加するので、痩せやすい体を目指していく上でこの食べ合わせはおすすめです。
代謝維持にとどまらず、代謝向上につなげるために「糖質とタンパク質の同時摂取」も心掛けてみましょう！
まとめ
今回は、一般的な糖質に対する誤解を解いたうえで、ダイエットにおける糖質のメリットを紹介いたしました。
このようなメリットを知っているだけでも、ダイエット中に糖質を摂取することへのハードルがぐんと下がります。
本文でも触れましたが、摂り過ぎると健康被害や太る原因にもなるので、摂取量には注意しましょう！
今回の記事を読んだ皆さんの健康的なダイエットに少しでも貢献できれば幸いです。
我々『Bulky Lab (バルキーラボ)』では、経験豊富なトレーナーによる健康的でサステイナブルな食事管理方法を提供しております！
ご興味のある方は、ぜひ一度「無料カウンセリング」へお越しください。
