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「お酒は筋肉に悪い?」アルコールと筋肉の相性について

代々木上原のパーソナルジム『Bulky Lab (バルキーラボ)』トレーナーのGenkiです! このブログを見...

代々木上原のパーソナルジム『Bulky Lab (バルキーラボ)』トレーナーのGenkiです!

このブログを見られている皆さんは、「筋肉を増やしたい」と思っている方が大半かと思います。

そんな皆さんは、普段お酒は飲まれますでしょうか?

大人になると「職場の付き合い」「友人との交流」など、様々なタイミングでお酒を飲む機会が増えますよね。

しかし、お酒と筋肉の相性はどうなんでしょうか?

今回のブログでは、お酒が筋肉健康にもたらす影響について、簡単に説明していきます。

お酒を飲みすぎた時の対処法も紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

お酒を飲むとどうなる

お酒(アルコール)は摂りすぎると、人体にとって有害となります。そのため、身体はいち早く以下の工程でアルコールを分解しようとします。

アルコール摂取→肝臓でアセトアルデヒドに分解→酢酸へと分解→最終的に炭酸ガスと水として排出

上記の工程が優先的に行われ、その他の機能が後回しにされるため、人体には様々な弊害が生まれます。

筋肉への影響もその一つと言えます。

筋肉や健康への影響

筋肉への影響は?


では、筋肉への影響はどうなんでしょうか?

結論「飲酒は筋肉に良くない」と言えます。

と言うのも、前述したアルコール分解の工程を行う際、筋肉の合成に使われるはずだったリソースもアルコールの分解に割かれるため、筋肉の合成効率が下がってしまうのです。

また、筋肉を分解する作用のある「コルチゾールの増加」や筋合成を促進する「テストステロン(男性ホルモン)分泌量の低下」などが起こり、筋肉を分解させてしまうことも研究¹⁾により分かっております。

上記のことから分かるように、「筋肉を増やしたい」と思っている方はなるべくお酒は控えた方が良さそうですね。

健康面への影響は?

健康面に関しても、厚生労働省²⁾から以下の様に述べられています。

がん、高血圧、脳出血、脂質異常症などのリスクは、飲酒量が増えれば増えるほど上昇し、 飲酒量が少ないほどよいことがわかっています。また、死亡(すべての死因を含む)、脳梗塞、 虚血性心疾患は、女性では飲酒量が22g/日程度以上になるとリスクが高まることがわかっています。
そのため、厚生労働省では生活習慣病のリスクを高める飲酒量(1日あたりの平均純アルコール摂取量)を、女性では20g以上、男性では40g以上としています。

純アルコール20gの目安
・日本酒 1合(180ml)
・ビール 500ml
・ワイン 180ml
・ストロングゼロ 350ml

 

つまり、厚生労働省の見解としても「1日女性ならビール1缶」「男性なら2缶」までならギリギリセーフですが、それ以上は病気のリスクが高まるので、摂り過ぎには注意しましょうと言われています。

健康面で見ても、お酒の摂取は控えた方が良さそうですね。

飲んでしまった時の対処法

ここからは、アルコールの分解に寄与してくれるものを2つ程紹介していきます。

・ビタミンB群

柑橘系の果物や豚肉などに多く含まれる。

なかなか摂りづらい栄養素のため、サプリでの摂取も手軽なのでオススメです!
水溶性という排出されやすいビタミンなので、サプリの場合は、お酒を飲んでいる途中や後に飲むと良いでしょう!

ちなみに、薬局で手軽に入手できるサプリメントとしては、こちらがオススメです↓
ネイチャーメイド ビタミンBコンプレックス

・アミノ酸

アミノ酸の中でも、特にアラニンとグルタミンが有効と考えられています。
これらはお肉や魚、大豆製品などに多く含まれています。

グルタミンは加熱すると成分が壊れやすいため、お肉や魚は刺身で摂取することをオススメします!

お酒を飲み過ぎてしまった時は、上記の2つを摂取し、少しでもアルコールを分解しやすい状態を作ってあげましょう!

最後に

まとめると、筋肉や健康のためにも【お酒は飲まない方が良い】というのが、今回の結論となります。

ただ、お酒は人とのコミュニケーションを促進し、普段なかなか話せないようなトピックにも踏み込めるきっかけとなったり、新たな出会いや交流をもたらす可能性があります。

実際に、私も月に1回程度はお酒を飲んでいます。

「お酒が好きな方」や「仕事上の付き合いで飲まざるをえない」という方に関しては、少しでも筋肉や健康へのダメージを減らすため、前述した適度な量を守って摂取することを心がけましょう!

また、「ダイエット中のお酒の選び方」というブログも作成中なので、そちらもご期待ください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

1)  アスリートのアルコールによるパフォーマンスへの影響

2) e-健康づくりネット

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