代々木上原のパーソナルジム『Bulky Lab (バルキーラボ)』トレーナーのGenkiです!
皆さんはダイエットするなら「ビールよりもハイボールを選んだ方が良い」という話はご存知でしょうか?
一度は耳にしたことがあるワードかと思いますが、この情報は本当なのでしょうか?
今回は、そんなダイエット中の「お酒の選び方」について、紹介していきます!
では本題に入っていきましょう!
お酒(アルコール)の種類
選び方の前に、お酒にはどんな種類があるのか、明らかにしていきます。
日本国内で販売されているアルコール飲料は、大きく分けると以下の3つのカテゴリーに分類されます。
「醸造酒」 — 酵母によって原料が発酵させられたお酒
「蒸留酒」 — 醸造酒を蒸留して作られたお酒
「混成酒」 — 醸造酒や蒸留酒に果実や糖などを加えて作られたお酒
中でも、カロリーをなるべく制限したいダイエット中には、どの種類を選べば良いのか?
その点について、ここから簡単に紹介していきます。
オススメなお酒は?
前述した3つの中でも、カロリーをなるべく制限したいダイエット中に推奨されるのは「蒸留酒」です。
なぜなら、3種類の中でも「タンパク質・脂質・糖質」などカロリーを含む栄養素の含有量が少なく、ほぼアルコールのみのカロリーで構成されているからです。
「アルコールにもカロリーがあるの!?」と思われた方もいると思うので、先にその点を説明していきます。
実は、アルコールには1gあたり約7kcalのカロリーがあります。
しかし、このカロリーはエンプティーカロリー(体に蓄えられることのないエネルギー)とも言われており、アルコール自体のカロリーは「タンパク質・脂質・糖質」といった他の栄養素と異なり、体に蓄えられることは少ないと言われています。¹⁾
そのため、このカロリーはほぼないものとして扱われることが多いです。
それらを踏まえ、お酒を選択する際に気をつけたいのは、「タンパク質・脂質・糖質」その他のカロリーを含む栄養素の量です。
お酒は穀物や果実など、「糖質」を多く含むものを原料としているため、お酒になった後も「糖質」が多く残っていることがあります。
この糖質はビールやワインなどの「醸造酒」、梅酒やリキュールなどの「混成酒」に多く含まれているため、これらの摂取はなるべく少なくした方が、カロリーコントロールはしやすくなります。
以上のことから、ダイエット中にお酒を飲む場合は「蒸留酒」を選択すると良いでしょう。
蒸留酒って何がある?
では、蒸留酒とはどんなものか?
ここからは「蒸留酒」として代表的なお酒と、それぞれの簡単な「説明」と「ダイエット向きな割り方」を紹介していきます。
ウイスキー
ハイボールの原料として有名なお酒。
コーラやジンジャーエールなどで割ったものは、糖質を多く含むことがあるので、ソーダ割りがベター。
ウォッカ
モスコミュールの原料として有名なお酒。
フルーツジュースで割ったカクテルが代表的ですが、糖質を多く含むことがあるので、ソーダ割りがベター。
ジン
ジントニックの原料として有名なお酒。
こちらもトニックウォーターやジンジャーエールなどで割ったものは、糖質を多く含むことがあるので、ソーダ割りがベター。
焼酎
サワー系の飲料に使われるお酒。
甘いシロップを使用していない「レモンサワー」は糖質の含有量も少ないためオススメ。
まとめ
以上のことから、序盤で登場した、ダイエットするなら「ビールよりもハイボールが良い」という話は間違いではなさそうです。
そのため、ダイエット中にお酒を飲まなければいけない場合は、なるべく「蒸留酒」を選ぶように意識してみましょう!
「蒸留酒」とは言え、飲み過ぎは良くないので、適切な摂取量を守って楽しんでくださいね!
適切な摂取量に関しては、以下のブログから確認できますので、ぜひ参考にしてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考文献
1) e-ヘルスネット